2025年6月10日にDJIより発表された最新産業型ドローン「DJI MATRICE400」を導入し、さっそくセットアップを行い実践投入前の動作確認等実施しました。

最新産業型ドローン「DJI MATRICE400」は最大59分の飛行時間と6㎏のペイロード、最新の伝送システムを備えており高精度な測量やインフラ点検、災害時の対応など様々な産業用途に対応できる次世代フラッグシップモデルです。

従来のMatrice300/350は2本のバッテリーが必要でしたが、400はバッテリーが1本になって大型化に。ホットスワップ(電源を落とさずにバッテリー交換)にも対応しているため、現場での稼働時間を無駄なく活かすことができるようです。

M400 は産業用ドローン 初の、ミリ波レーダー✕LiDARセンサー✕ビジョンセンサーの3種類の障害物センサーが搭載。機体上部にある半球型のものが、Lidar障害物センサーで、水平360度の検知を行うとのこと。
高性能なCSMレーダーは6方向に搭載されておりLiDARセンサーで対応しきれない範囲をカバーするみたいですね。全方位ビジョンセンサーもフルカラー低照度魚眼カメラになっていて、いままで以上に障害物の認識ができるようでかなりセンサー類はすごいことになってますね。



さっそく実践投入できそうです。これでFCコネクトの産業機は計3台になりましたが、Matrice300RTKの1号機は5年目になるので、順次退役になっていくことになります(まだまだ現役で頑張ってもらいますが)。
<FCコネクト保有産業機・ペイロード>
〇産業機 3台体制
・DJI/Matrice300RTK 1号機 ・DJI/Matrice300RTK 2号機 ・DJI/Matrice400
〇ペイロード
・ZENMUSE L1 ・ZENMUSE L2 ※コース間調整等解析ソフト LiDAR360 ・ZENMUSE P1
さまざまな現場、シーン「目的」に合わせて最適なツール計測デバイスの一つとして今回導入したMATRICE400含めて選択して、より安全に早く楽に正確に経済的にタスク、ミッションを達成していければと思います。
